「Reborn -いのちを織りなすアーティストたち-」は、日本文化に根ざした「自然との共生」の思想を再解釈し、現代社会における“いのち”や“循環”のあり方を問い直す展覧会です。
漂着物や古紙、動物資源など、一見見過ごされがちな素材と真摯に向き合いながら制作を行う6名のアーティストが参加。会場では約67点の作品を通して、自然との対話や素材の記憶を紡ぐ多様な表現が展開されました。WHAT MUSEUM全体を使い、作品だけでなく空間、グラフィック、サインに至るまで「共生」の思想が貫かれています。
Reborn-いのちを織りなすアーティストたち
本展のグラフィックデザインにおいては、すべての作家に通底する「循環」というテーマに着目しました。展覧会タイトルやロゴなどの文字要素は、作家の作品を“取り囲む”構成とし、循環や有機的なつながりを視覚的に表現しています。
メインビジュアルの検討では、出展作家6名それぞれに強い魅力がある一方で、全員の作品を一枚の画面に集約すると印象が散漫になる懸念がありました。そこで、タイトルを「フレーム」として扱う構造とすることで、どの作家の作品にも柔軟に寄り添えるビジュアル展開を可能にしました。
サイン計画においても、「自然との共生」という展覧会テーマと連動し、「作品と共生するサイン」をコンセプトに据えました。誘導サインには実際に作家の作品を用い、紹介パネルでは作家ごとに異なる素材を採用するなど、情報提示の要素が展示と地続きになるよう設計しています。
こうしたサイン表現を実現するために、各出展作家にも協力を仰ぎ、作品や素材の提供を受けてサインの一部として活用しました。サインと作品、鑑賞者との境界をあえて曖昧にすることで、空間全体がひとつの“共生の場”として立ち現れることを目指しています。
Reborn-いのちを織りなすアーティストたち
2025
Client : 寺田倉庫(東京)
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めざましテレビ(2025.6.13)
- Credit
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会場写真:山本康平
- Printing Spec
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[フライヤー]Size:A4/用紙:GAバガス-FS シュガー 4/6 135kg/印刷:4c
[ポスター]Size:B1、B2、B3/用紙:GAバガス-FS シュガー 4/6 135kgベース/印刷:4c
印刷: 東京印書館