ごはん くらし 宿 木村邸 とりや

「とりや」は、三浦半島・毘沙門に佇む築60余年の古民家を活用した、1日1組限定の宿です。主宰する料理家・清水優香さんとSKG代表・助川は、小学校・中学校時代の同級生であり、どちらにとっても三浦は生まれ育った地元です。

ただ、宿のある三浦半島最南端の毘沙門という地区は、助川にとっては子どもの頃にはあまり足を運ぶ機会のなかった場所でもあり、大人になってあらためて訪れてみると、その静けさや空気の奥行きがとても新鮮に感じられました。そんな再発見の感覚をベースに、宿としての在り方や空気感を、写真に込めていきました。

屋号の「とりや」は、この家がかつて養鶏を営んでいたことに由来し、地域に多くあった「木村家」の中で区別するためにつけられた名前。商標の観点からネーミングの提案も行いましたが、最終的にはこの土地の記憶が残る「とりや」という名前に立ち返ることになりました。

内装は建築家・長坂絵理さん(練建築舎)、コピーは依知川亜希子さんが担当されています。どちらも清水さんがかねてよりご一緒したいと願っていた方々との協働によってかたちになりました。

構成や写真には、そうした想いとともに、静けさや余白を意識したデザインを施しています。

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